ツナ缶(シーチキン)はニキビに悪いと思いますか?良いと思いますか?
サバ缶ブームがあったので、ツナ缶も良いのでは…と考えている方も多いかと思います!
でも、ツナ缶はオイルがひたひたに入っているものも多いですよね。
オイルには魚の栄養成分が含まれていたりして、オイルごと食べたほうが体やニキビに良さそう…
でも実際はどうなのでしょうか?
そんな疑問を、こちらの記事で解決していこうと思います♪
ツナ缶の油は捨てるか否か迷っている方もぜひ、参考にしてみてくださいね。
ツナ缶はニキビに良い?悪い?
缶詰食品は「レトルトとほとんど変わらないから体にはあまりよくない」というイメージがある方もいらっしゃると思いますが、ツナ缶は意外と栄養価の高い食品で、健康にいい効果を期待できるんです!
ツナ缶は開けたらすぐに食べられて便利だし、パンに乗せてもいいし、ご飯とも合うし、とっても使い勝手のいい缶詰ですよね。
ツナ缶が好きな人は多く、いろいろなメーカーからたくさんのツナ缶が発売されています。
毎日のようにツナ缶を食べるという方はあまりいないと思いますが、家庭1つ2つはあるような、定番の缶詰ですよね。
スーパーにもコンビニにも置いてあり、ツナ缶は私たちの身近な食材です。
でも、ツナ缶はオイル漬けされているものもあり、カロリーが高いイメージがまだ拭えません。
ツナ缶は体に良くない、ジャンクフードのひとつと考える方も少なくはないです。
確かに、ツナ缶は商品によってはオイルがたくさん使われていて、食べ過ぎは体に良くないことも。
でも、ツナ缶は食べ過ぎなければ体にとってもいい食べ物で、いい効果や効能を持っています。
健康にいいとは聞くけど、美容にはどうなんでしょうか?
オイル漬けのツナ缶なんかはニキビに悪いイメージがありますが、実際のところはどうなのか、今回の記事で詳しく見ていきましょう!
ツナ缶に含まれる栄養と効果
ツナ缶にはさまざまな種類がありますが、どのツナ缶にも共通している効果や効能、成分についてこちらの項目でご紹介します。
ツナ缶の主な栄養から見ていきましょう!
ツナ缶に含まれる栄養
・ナトリウム
・マグネシウム
・リン
・カリウム
・脂質
・タンパク質
どのツナ缶にも共通している栄養素はこれらの成分ですが、特にツナ缶に多く含まれているのは「タンパク質」で、その次に「脂質」です。
ほかにもミネラル類やビタミン類も少量含まれていますが、含まれている量が少ないのでツナ缶を大量に食べないと、健康にもニキビにも効果はさして無いと思われます。
ツナ缶に含まれる栄養素からどのような効果に期待ができるか…簡単にまとめるとこんな感じです!
ツナ缶に期待出来る効果
・血行促進
・健康的な体をつくる
・肌トラブルの予防や改善(ニキビなど)
・髪の毛、爪の健康を守る
・ダイエットのサポート
これらの効果は、ツナ缶にタンパク質が多く含まれているから。
ツナ缶はタンパク質は多いのに脂質はそこまで多くはないので、効率的にタンパク質を摂取できます。
ツナ缶の栄養を摂ると何に効く?
・筋肉
・骨
・内臓
・血管
・肌
など、体をつくるのに必要不可欠なタンパク質を多く摂取できることから、上記のような健康や美容にいい効果を得ることができるのです♪
なにげなくトッピングとして食べていることも多いツナ缶ですが、実は健康や美容に大きな貢献をしてくれる食材だったんですね。
ツナ缶の油は捨てるべき?
DHA、EPAはほとんど含まれていない
ツナ缶の健康やニキビへの効果について調べていると、ツナ缶の効果についていろいろな情報を見ることができました。
でも、その情報は「本当」とは言い切れないようです。
ツナ缶にはDHAやEPAなどの魚の脂質に多く含まれる成分が豊富という情報がありましたが、ツナ缶についてはDHA、EPAの多さには期待できません。
「でもツナって魚だし魚の脂も含まれてるでしょ」と思われるかもしれませんが、ツナ缶は魚の脂身ではなく身の部分を使っています。
足りない油をあとから植物オイルなどで足しているので、ほとんどニキビや健康にいい効果を発揮することは期待はできないのです…。
なので、もしツナ缶にはDHAやEPAが多く含まれているという情報があったとしたら、信憑性は薄いといっていいでしょう…^^;
DHA、EPAの効果
・記憶力アップ
・認知症の改善
・血管や血液を健康に保つ
・中性脂肪を下げる
・肥満予防
・ニキビ予防につながる
などの効果が期待できますが、DHA・EPAのほとんど含まれないツナ缶ではそれらの効果は「ない」といっても過言ではありません。
タンパク質を効率よく摂取できるのは確かですが、それ以外の効果は微妙そうです。
そもそもツナ缶の原料になるビンチョウマグロ、キハダマグロ、メバチマグロはDHA、EPAの含有量が少ない魚です。
ツナ缶に加工するとき、魚を煮ることで少ないDHA、EPAはさらに失われ、缶詰になるころはほとんど残ってません。
実際、食品成分データを調べてみると、100グラム中にDHAはたったの0.15g、EPAは0.077gしか含まれていないんです。
DHA・EPA効果とは? 出典 ニッスイ
過剰摂取は危険!?生活習慣病、アレルギー発症のおそれ
ツナ缶に満たされているオイルは、リノール酸が豊富に含まれる綿実油や大豆油です。
リノール酸は過剰に摂取すると、脂質異常症・糖尿病・動脈硬化などの生活習慣病や、アレルギーの発症リスクを高めるといわれています。
ツナのDHA、EPAがとけこんでそうだからオイルも使おう!ということをしてしまうと、病気やアレルギーのリスクを高めてしまうことがあり、危険です。
食べ方次第ではダイエット効果はほとんど無い
また、ツナ缶にはダイエット効果も期待できるといわれていますが、食べ方が間違っていればむしろ太ってしまう可能性も。
ツナ缶に使われているオイルも一緒に食べたり、たくさん食べるのはよくありません。
ツナ缶に使われているオイルは植物油で、魚の油ではないので食べ過ぎれば当然太るし、体脂肪が増えて皮脂が増え、ニキビの原因になってしまうことだってあります。
ツナ缶は油をすべて切ってから食べれば、脂質よりもタンパク質が多く筋肉を強化したり、代謝機能を高めダイエットをサポートする効果に期待することはできます。
オイルを一緒にとらないことが前提なので、ダイエットのサポートに取り入れるなら「油は捨てるべき」です!
ビタミン、ミネラルはツナ缶にほとんど含まれない
ツナ缶はミネラルやビタミンが豊富という情報もありました。
でも、ツナ缶に含まれるビタミン、ミネラルは多くないです。摂取したところで「誤差」くらい、雀の涙ほどなんです^^;
ツナ缶を食べてミネラル、ビタミンをとるよりも、他の食材でとるようにしたほうがはるかにビタミン、ミネラルの効果に期待できます。
なので、ツナ缶を食べてミネラル・ビタミンの効果に期待するのは「間違い」といえるでしょう。
ツナ缶は
・タンパク質が多い
・脂質は少なめ
という特徴がありますが、ネット上にあふれているいかにも健康や美容にいいという過剰表現には騙されないようにしたいですね!
結論 ニキビの為には、ツナ缶の油は捨てるべき!
タンパク質の補給には優れた食材ですが、油も一緒にまるごと食べてしまうと病気やアレルギー、ニキビの原因になることがあるので、ツナ缶を食べるなら油は捨てるようにしましょう。
ニキビ予防や改善に良い油ランキング、ニキビに悪い油ランキング
ニキビに良い、ツナ缶の選び方のポイント
ツナ缶といってもさまざまなメーカーからいろいろなツナ缶が出ていますよね。
体によくて、ニキビに良いツナ缶の選び方についてご紹介したいと思います!
ツナ缶の「種類」
・ツナ缶に使われている魚の種類
・油の有無
ニキビの為にはノンオイルの、ツナ缶を選ぼう
ツナ缶には水煮タイプとオイル漬けタイプがあります。
ただ、水煮とうたっていても缶詰につめるときに油を使っている商品も意外とあるので、油が使われていないツナ缶を選ぶときにはこの言葉に注目しましょう♪
・ノンオイル
・油不使用
・無添加
これらの表示がされているツナ缶は油を一切使っていないので、こういうツナ缶を選ぶのがおすすめでヘルシーです^^
ツナ缶は、魚のいい身の部分を使っている缶詰というわけではないので、ぱさついていたり魚の味が薄いと感じることが多いです。
そのため、油をプラスして水煮にしているツナ缶もあります。
「カロリーオフ」や「ダイエット」と記載のツナ缶は要注意?!
水煮ではありますが、油も使用しているツナ缶は「カロリーオフ」や「ダイエット」という言葉を使っている商品が多いです。
特になにも表示されていない水煮のツナ缶も油が使われている可能性があるので要注意!
また、調味液のほとんどが油のオイル漬けのツナ缶は、旨味や濃く、しっとり感が格別でとってもおいしいです。
ただ、その分カロリーはかなり高く、毎日食べれば健康によくなかったり、ニキビができやすくなる、太るなどの影響も…。
ツナ缶の味は油の量で決まるところがあるので、美味しいものを選ぼうとすると油の多いものになりがち。
ですが、油の使われていない水煮のツナ缶がニキビに良いツナ缶なので、オイル漬けではなく水煮のツナ缶を選ぶように意識してみてくださいね♪
調味液の半分未満しか油を使っていないなら、カロリーオフやダイエットの文言を使っても良いことになっています。
「水煮」なのに油が半分ちかく使われているものは意外と多いことは覚えておきましょう。
知らず知らずのうちに、水煮のツナ缶を食べているつもりが油もたくさんとっていたということになりかねません。
ツナ缶に使われるのは主に3種類の魚
ツナ缶といえばマグロが使われているイメージですが、ツナは「赤身の魚」という漠然とした感じなんです。
マグロが使われていることもあればそうではないこともあります。
マグロといえばお寿司のマグロ(クロマグロ)が私たちに馴染み深いですが、実際クロマグロはツナ缶に使われることはほぼないです。
メバチマグロというマグロが使われることもありますが、こちらもほとんどツナ缶にされることはありません。
では、何の魚がツナ缶にされるのかというと、「キハダマグロ」「ビンナガマグロ」「カツオ」などです。
ビンナガマグロが特にツナ缶に加工されている魚で、火を通すと鶏肉のような味で、白っぽい色が特徴。
材料が特に書かれていないツナ缶なら、ほぼほぼビンナガマグロが使われているでしょう。
「ライト」は、カロリーが低い訳ではない?!
キハダマグロを使っているツナ缶は「L」「ライト」という表示がされています。
カロリーが低くヘルシーなタイプのツナ缶に付けられている文字なのかな?と思いきや、Lやライトはキハダマグロの「淡白な味」「淡い色」を意味する言葉なんだそうです。
これは「へぇ~!」と思うことですよね。
私もいままでライトやLはカロリーハーフのような意味だと思っていましたから(笑)
次に、ツナ缶に「マイルド」「M」などの言葉が使われているものはカツオが使われています。
価格の安いツナ缶はカツオが使われていることが多いですね。
調味して使えばとくに味や匂い、食感など大きく劣ることはなく、普通に美味しく食べられます。
ツナ缶(シーチキン)とニキビの関係、まとめ
ツナ缶は健康な肌を作るためのタンパク質が豊富で、タンパク質の補給、サポートには優れた食べ物ということが分かりました。
ただ、ツナ缶はタンパク質の他の栄養補給には向かないこと、油も一緒に食べるのは良くないことも分かりましたね。
食べ方、選び方をマスターすれば、ニキビに悪い食べ物になることはほとんどありません。
ニキビのためになる食べ方や選び方をして、肌トラブルに悩まない生活をゲットしましょう♪
では、今回の記事のおさらいです。
ツナ缶(シーチキン)はニキビに悪い?油は捨てるべき?
・ニキビに良い成分は含まれてはいるが、それほど積極的に食べるほどでもない。
・ツナ缶に使われている油は魚の油ではなく、過剰摂取しないほうが良い油なので、絶対に捨てる。
・油の摂り過ぎはニキビのもとになることがあるので、ツナ缶は水煮缶を選ぶようにする。(ノンオイル・油不使用・無添加の表示がされているもの)
・ツナ缶はタンパク質は豊富にふくまれているが、その他の栄養素は少ないので、ミネラルやビタミンなどその他の栄養素は他の食材で摂るようにしたほうが良い。
コメントを残す