大人ニキビは体質から改善する漢方薬で治す。症状別の選び方

吹き出物、大人ニキビは正式な専門的な呼び方では「尋常性ざ瘡(じんじょうせいざそう)」という難しい名前。

みなさんが良く知っている、毛穴のトラブルです。
毛穴に皮脂が詰まった白いニキビを「白ニキビ」、アクネ菌が皮脂に繁殖することで炎症を起こし、患部が赤くなったものを「赤ニキビ」と呼んでいます。

赤ニキビは、炎症を悪化させてしまうとニキビ跡が残ってしまいやすく、注意が必要なニキビです。

ニキビは人によってできやすかったり、できにくかったりしますがなぜだと思いますか?

実は、体質によってニキビができやすいことがあるのです。
ニキビができにくいようにするには、スキンケアも大事ですが体質から改善するのが大切!

漢方薬でニキビのできにくい体質を目指す方法について、こちらの記事にまとめてみました。

ニキビ治療の種類、東洋医学と西洋医学の考え方

ニキビ治療の種類

ニキビ治療の種類

東洋医学の考え方や、ニキビの治療法

東洋医学の考え方や、ニキビの治療法

東洋医学の考え方や、ニキビの治療法

医学には東洋医学、西洋医学があります。
漢方薬を使ったニキビ治療は東洋医学で、体質から改善して不調を治すことを目的とします。

皮膚の状態は体内の不調とリンクしていて、東洋医学ではニキビができやすい根本の原因を探り、漢方薬を使って改善していく治療方法をしていくんです。

ニキビのできにくい体質に導く漢方薬、ニキビそのものを治す漢方薬を使っていきます。

病院では「四診」という方法で、ニキビとそれって関係ある?というような問診、脈拍、お腹や舌の状態を見ることも。

なぜこんな問診をするのかというと、体内に原因があるからと考えるから。
胃腸が弱っていてニキビができやすいなら、胃腸の薬を処方されますし、虚弱体質でニキビができやすいなら、虚弱体質を改善していく薬が処方されます。

ニキビ治療とは関係なさそうな薬が処方されるのも、東洋医学、漢方医学の視点での治療の特徴ですね!

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西洋医学の考え方や、ニキビの治療法

西洋医学の考え方や、ニキビの治療法

西洋医学の考え方や、ニキビの治療法

ニキビは、肌の角質が厚くなり毛穴を塞ぐことで皮脂や汚れがたまりできます。
皮脂がたまったニキビは白ニキビ、アクネ菌が繁殖し炎症を起こしたものは赤ニキビ、皮脂が空気やほこりに触れて酸化したものは黒ニキビです。

ニキビの炎症が悪化すると、黄色っぽくなり膿が溜まるようになり、最悪の状態…といって良いかもしれません。

この状態になるとニキビ跡になりやすいので、かなり注意しながらの治療が必要になりますね。

ニキビは皮脂が増えるとできやすく、ホルモンバランスも関係しています。

男性ホルモンが増加すると、男性ホルモンの皮脂を増やす働きでニキビができやすくなります。

みなさんは、生理前になるとニキビができやすかったり、皮脂が増えたりしませんか?
これって、実はホルモンバランスの変化で男性ホルモンが多くなってるからなんですよ

また、皮脂が多くなくてもニキビができやすい人もいますし、必ずしも全ての人が同じ条件でニキビができるとは言えません。

食生活、生活習慣、体質が関わっているからです。
皮脂の分泌は色々な要因が絡み合っているんですね!

大人になると、ニキビがフェイスラインや口周りにできるようになったことはありませんか?

これは大人ニキビといって、不規則な生活、食生活の乱れ、ストレスが原因と言われています。
大人になると色々ありますからね。心身の疲れが影響していることもあるんです…。

ちなみに、チョコレートを食べるとニキビができるというウワサを聞いたことはありませんか?
実は、チョコレートを食べてニキビができるという因果関係は認められていないので、このウワサは「嘘」といってもいいかもしれません。

チョコレート好きには朗報だったかも?

西洋医学でのニキビの治療方法

・抗生物質の服用
・抗菌薬クリーム
・非ステロイド系抗炎症外用薬
・ビタミンC服用
・トレチノイン治療(角質をビタミンA誘導体で取り除き、皮膚の生まれ変わりを促す)
・圧出(専用の医療器具で、皮脂を押し出す)
・ケミカルピーリング(薬剤で古い角質を取り除き、皮膚の生まれ変わりを促す)

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こんなに色々な治療方法がありますが、ニキビの完治ができるとは言い切れません。
長期的に抗菌薬を使えば、耐性菌ができて薬が効きにくくなったり、別の菌に感染しやすくなることも。

トレチノイン、ピーリングは肌に負担があるのでシミができてしまうおそれもあります。

また、根本から改善するわけではないので、ニキビを一時的に落ち着けることができても、体質は変わっていないのでまたニキビを繰り返してしまうことは少なくありません。

東洋医学では根本を改善して繰り返しにくくする反面、西洋医学は「今あるもの」を治すことに特化しているのですね。

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漢方医学で診るニキビ!漢方薬の種類

漢方医学で診るニキビ!漢方薬の種類

漢方医学で診るニキビ!漢方薬の種類

肌の状態は体内、内臓が大きく関わっていると考えられています。
漢方では、ニキビそのものの状態をみて治療をするだけでなく、ニキビがなぜできるのか?という原因を探しだし、改善していくことでニキビの再発を防ぐ治療をしていきます。

漢方薬はニキビそのものを治していく薬と、体質を改善していく薬を飲んでいくのが一般的。

病気の根本、体質を改善し予防をする治療のことを「本治療」
今ある症状を抑え治療するのを「標治療」と専門的に呼んでいます。

漢方医学ではこの方法が共通しており、根本から治療ができると人気になっています。

標治療において、ニキビは「熱」と考え、熱を抑える治療法をしていきます。
体質や症状に合う「清熱剤」を漢方医が厳選し、治療に使っていくのですが、さまざまな薬があるんです。

いざ処方されても、どういう薬なのかわからないとちょっと不安ですよね。
こちらで、簡単にニキビの治療に使われる漢方薬を紹介しますね!

ニキビに効果がある、漢方薬

ニキビに効果がある、漢方薬

ニキビに効果がある、漢方薬

ニキビをできにくい体質にすることが漢方薬を飲む目的。
漢方医学で「熱」と考えるニキビは、余分な熱が肌に刺激を与え、外の熱が加わることでできると考えています。

熱がどの部分にこもっているのかを見つけ、その熱を発散させて熱を生み出さないようにすることで、体をコントロールする漢方薬を飲んでいきます。

特に、関連性が深いと考えられるのが消化管や肺。
皮膚呼吸や鼻・口呼吸から、肺と皮膚は関連していると考えているんですね。

肺は大腸や脾胃にも関係しているので、消化管の状態と皮膚の状態もリンクしていると考えています。

皮膚疾患は、消化管と関係が深いことは実際にデータがあり、大腸の調子がアトピーやアレルギーにつながっていると分かってきているんですよ。

ニキビの治療では、ニキビの状態も診ます。
白ニキビ、黒ニキビ、赤ニキビなど、ニキビの症状とニキビができやすい部分からどこに原因があるのかを探し、それに合う漢方薬を飲んで完治を目指します。

では、実際にどんな漢方薬があるのかというと…

十味敗毒湯

肌のかゆみ、赤み、化膿、腫れなどの症状を抑えたり、悪化しやすい体質の改善をはかります

当帰芍薬散

冷え性の方で、ニキビがツヤや腫れのないものに用いる漢方薬です。
虚弱体質タイプ、冷え性、色白の方に効果的です。

清上防風湯

オイリー肌タイプの治療に用いる漢方薬です。
炎症や熱を抑える作用があり、赤ニキビの治療に効果的です。
似ている漢方薬には黄連解毒湯があります。

黄連解毒湯

炎症の強いニキビや顔の赤みの治療に効果的です。

半夏瀉心湯

食生活が不規則で不摂生のよる胃腸の不調が原因のニキビに効果的です。

排膿散及湯

腫れ、赤みのある悪化したニキビや面疔の治療に使われる漢方薬です。

桂枝茯苓丸

くすみや赤みのある顔色の方で、ニキビは青黒い色をしたものの治療に用います。
めまい、生理不順、生理痛、肩こり、めまい、のぼせ、足の冷えを感じる方に処方されます。

芍薬甘草湯

高アンドロゲン血症とニキビが関係していると考えられ、テストステロンを抑える芍薬甘草湯を飲む場合もあります。
皮脂の分泌をコントロールし、アクネ菌が増えるのを抑えることでニキビの改善に効果を発揮します。

また、脾胃の改善をしなければニキビがなかなか良くならない場合には、六君子湯、人参湯、補中益気湯が一緒に処方されることもあるようです。

漢方薬は症状や体質に合わせて選び、飲むことが大事なんです。

本治療では…

・おなかの調子が良くない…お腹の調子を整える漢方薬
・血行不良、冷え性…冷え性を改善し体を温める漢方薬
・ニキビが悪化しやすい…免疫力をアップさせる漢方薬

ニキビに直接効果を発揮する漢方薬以外に、根本を改善し体質を整える漢方薬を飲みます。

根本にアプローチしていると、原因を持つ場所の調子が良くなるため、便秘解消や生理不順の改善などの効果も。

根本の不調の改善とニキビの改善、2つの効果があるので一石二鳥です♪

漢方薬を処方する前には四診という方法で問診し、お腹、舌、脈を診ます。(全ての医師が行うとは限らない)

もし、ニキビのことで相談して胃腸薬などを処方されてもがっかりしないでください。

あなたのニキビが胃腸や虚弱体質に原因があるということなので、きちんと毎日飲み続ければニキビのできにくい体質に改善していきますよ♪

また漢方薬は即効性のある薬とは言えません
根気よく飲み続けることで、だんだん体質が改善していくので途中で諦めたりせずに飲み続けることが大切です!

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