美肌効果やダイエットにいいとナッツが近年女性たちの注目の的になっていますが、「ナッツはニキビのもとになる」というウワサを聞いたことはありませんか?
おやつがわりにナッツを食べている人も最近は多くなってきたと思うのですが、もしナッツを食べるとニキビが出来るウワサが本当なら心配ですよね。
今回、こちらの記事ではナッツを食べると美肌になるのではなく、逆効果なのでは?というウワサについて。
ニキビとナッツの関係についてご紹介します。
目次
Q ナッツを食べるとニキビが出来る?
「ナッツを食べるとニキビが出来る」というウワサはナッツは脂質が多くカロリーが高いことにあると考えられます。
ニキビは確かに脂質の多い食べ物を食べ過ぎると皮脂の分泌量が増え、毛穴をつまらせアクネ菌の繁殖によってニキビができるので、脂質が多いということはニキビの原因になるというのは間違いではありません。
ただ、ナッツの脂質はニキビになりにくい良質な油で、不飽和脂肪酸といわれています。
不飽和脂肪酸は血中の悪玉コレステロールを減らして善玉コレステロールを増やす効果があり、血液を綺麗にする効果があるといわれているんです。
また、肌の乾燥もニキビの原因になるといわれています。
不飽和脂肪酸は肌にうるおいを与え、乾燥肌の予防や改善に効果を期待できるのです。
肌は乾燥すると肌自身を守るために過剰に皮脂が分泌され、肌荒れ、ニキビの原因になります。
ナッツは体の中からニキビの予防や改善に効果を期待できる美容にいい食べ物なので、適量を食べるならニキビになる心配はほとんどないでしょう。
ニキビの原因がナッツといわれてしまうのはなぜなのか
添加物の含まれるナッツを食べている可能性あり
ナッツにはたくさんの栄養が詰まっていて美容や健康にいい食べ物なのですが、市販のナッツの成分表を見てみてください。
「植物油脂」などの表示があれば添加物が使われている証拠。
添加物は体に必要がないものです。
体にいいナッツを食べているのに、体に必要ない余計な添加物まで摂取してしまうと、ニキビの原因になることがあります。
ですから、ナッツを買うときには成分表示を確認し、添加物が含まれていないものをチョイスするのがおすすめです。
「ナッツを食べるとニキビができてしまう」という悩みがある方は、もしかすると添加物が含まれるナッツを食べてしまっていたのかもしれませんね。
ナッツを食べるときのポイントは?
ナッツは添加物、塩、砂糖などが含まれていないものを選ぶことや、ローストしてあるタイプのナッツがおすすめです。
ローストとは素焼きしたナッツのことです。
ナッツを買ってからは保管方法も大切なポイント。
ニキビ対策、美容のためにはナッツを光や空気が触れにくく、涼しい環境で保管すること。
空気や紫外線(光)にあたっているナッツは、不飽和脂肪酸が酸化してしまいます。
空気、光による酸化がナッツで心配なポイントなので、ナッツを購入したあとは冷蔵庫で保管し、ナッツの質が悪くなってしまうのを防ぎ、なるべく早めに食べきりましょう。
徳用袋、缶のナッツはお得ですが、最後までフレッシュな状態で食べるならあまり選ばないほうがいいかもしれません。
また、外でも食べる持ち歩くなら、密閉できる容器に入れて空気や光が当たらないよう工夫してカバンにいれておきましょう。
ナッツの美容効果!種類による効果の違い
ナッツはカロリーが高く脂質が多いことから、ダイエットに不向きとかニキビになりやすいイメージがありますが、ナッツに含まれる脂質はオメガ3脂肪酸、オレイン酸、パルミトレイン酸など、体にいい脂質。
中でも、体内で作ることができないオメガ3脂肪酸は必須脂肪酸なので、重要な栄養です。
でも、ナッツは種類によって含まれる栄養が違います。
ミックスナッツによく入っている定番のナッツの栄養と効果や、おすすめの摂取量についてご紹介します。
アーモンド
栄養素…食物繊維、オレイン酸、ビタミンE
摂取目安量…1日20~25粒
ナッツ類ではもっとも栄養価が高いナッツで、アンチエイジング効果の高いビタミンEが豊富です。
悪玉コレステロールを減らし、生活習慣病予防に効果を期待できるオレイン酸、便秘解消にいい食物繊維が豊富に含まれています。
カシューナッツ
栄養素…亜鉛、ビタミンB1、鉄分
摂取目安量…1日10粒
貧血予防に効果的な鉄分が豊富なナッツです。
免疫力アップ、新陳代謝アップに効果のある亜鉛、疲労回復にいいビタミンB1などが含まれています。
くるみ
栄養素…オメガ3脂肪酸、トリプトファン、ポリフェノール
摂取目安量…1日10粒
抗酸化作用はナッツの中で一番高く、ポリフェノールが豊富です。
精神を安定させるメラトニンの材料になるトリプトファンが豊富で、寝付きをよくする効果に期待ができます。
マカダミアナッツ
栄養素…オレイン酸、パルミトレイン酸
摂取目安量…1日20粒
血液サラサラ効果があり、高血圧や動脈硬化の予防に効果的なオレイン酸やパルミトレイン酸が豊富なナッツです。
パルミトレイン酸は美容にもよく、美肌に導く栄養素でもあります。
ほしい効果、栄養があるなら1種類のナッツを集中的に食べるのもいいですが、だんだん飽きてくることもありますよね。
摂取できる栄養素もどうしても偏ってしまうので、バランスよく栄養を摂取するためにもミックスナッツを食べるのがおすすめです。
ナッツ全般の効果や効能
ナッツは種類によっていろいろな効果があることがわかりましたが、ナッツ全般にはどのような効果があるのでしょうか?
集中力が切れてきたら糖分の補給に…
糖分を補給して血糖値を上げると、集中力が上がります。
糖分は脳のエネルギーになるからです。
でも、お菓子などの甘いものは急激に血糖値をあげてしまうので、緩やかに血糖値を上げるナッツがおすすめ。
集中力を回復させますし、噛むことで脳が活性化します。
仕事、勉強中に集中力が切れてきたらナッツを食べるといいですよ。
食前、おやつに食べればダイエットサポートに
食物繊維が豊富なナッツは小腹を満たし、おやつがわりになります。
血糖値を急激に上げないので脂肪になりにくく、ダイエット中のおやつにぴったりです。
腹持ちがいいので、食事制限中でも空腹感を健康的に抑えられるのでおすすめです。
タンパク質も摂取できる。筋トレのサポートに
食事制限などで空腹を長く感じていると筋肉が分解されてしまいます。
ナッツはタンパク質が多く、腹持ちがいいので食事制限をしながら筋トレしている人におすすめ。
体作りに必要なミネラル、ビタミンも含まれていて栄養効率のいいおやつになります。
いろいろなナッツを食べられるミックスナッツは健康と美容にいいおすすめの食べ物。
これからのおやつはミックスナッツを食べて、健康と美容を手に入れるのを目指してみませんか?
ナッツのおすすめの食べ方
ナッツをニキビ対策などのために食べるなら、1日に25グラムくらいを食べるのがおすすめです。
25グラムはだいたいひとつかみ分くらいになります。
カロリーに換算すると150kcalほど。
ナッツを食べるときにはよく噛むのがポイント。
現代人は噛む回数が少なくなっているので、よく噛むことでアゴの運動にもなります。
ナッツを食べるのはおやつ、朝食、おつまみなど色々なタイミングでOKですが、朝食がわりに食べるのがおすすめです。
おすすめのナッツはミックスナッツ
「アーモンド、ピスタチオ、マカダミアナッツ、くるみ、カシューナッツ、ヘーゼルナッツ、ピーカンナッツ」など、それぞれのナッツの味がありますし、豊富な栄養素も違いますよね。
カシューナッツが特に好きな人もいれば、くるみが好きな人もいます。それぞれ単品でも嬉しい栄養素が豊富ですし、単品で食べても美味しくアレンジもできて楽しめます。
単品で食べるのと、ミックスで食べるの、どちらが良いでしょうか?できれば『ミックスナッツ』がオススメです。理由は『栄養をバランスよく摂取するため』です。
栄養素は、それぞれ単体で働くものではありません。例えばビタミンB群はたくさんの種類がありますが、それぞれが助け合いながら相乗効果で役割りを果たします。
ビタミンCはたんぱく質と鉄でコラーゲンの材料になりますし、それぞれの栄養素が関係しあって機能しているのです。
よく『バランスの良い食事を心がけよう』なんて言われますが、それは栄養素がそれぞれに関係しているからです。
美肌を手に入れたいからビタミンCだけを摂取するなど、どれか1つの栄養素に偏ってしまうのは望ましくないのです。
例えばグランナチュレの8種類の贅沢ミックスナッツなど、たくさんの種類のナッツが入っているものがオススメです。
それぞれの美味しさも楽しめますし、栄養の面でも嬉しいもの。
まずはお試し感覚でミックスされたものを選んでみてくださいね。
まとめ
ナッツがニキビの原因になるといわれている理由は、添加物が含まれているナッツを食べてしまっている可能性がある…ということでした。
塩味のきいた味付きのナッツはおいしいですが、ニキビのためには無添加の素焼きナッツを食べるようにしましょう。
ナッツを食べるとニキビができるウワサの真相
・ナッツに添加物が含まれている可能性がある
・植物油脂の表示があれば添加物が含まれている可能性あり
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